簡単に言うと木琴の王様です。
木琴よりも低音が出ます。
鍵盤の下には長いパイプがついていて、このパイプが共鳴管となり
より深く豊かな音色になります。
アフリカのある地方で
「マ」=たくさんの
「リンバ」=木片
という意味で
たくさんの木が並んでいる事から「マリンバ」と言うそうです。
鍵盤をマレットと呼ばれるバチでたたいて演奏します。
マレットはゴムの上に毛糸や綿糸を巻き
その糸の種類や巻く量によって音色が変わります。
例えば、薄く巻く→硬い音、これは高音域に
逆に厚く巻く→軟らかい音、こちらは低音に適しています
その中で曲によってマレットを選びます。
演奏する環境によって響きや聴こえ方が違うので、リハーサル時には
たくさんのマレットを試奏し、その場所に最適なマレットを選びます。
ですから同じ曲でもマレットが変わる事も多々あります。